違う歩幅
悲しい時に泣けなかったことは
今も心の棘だろう
逃げちゃいけない なんて言われなくても
ここが全てだと思ってた
そうだろう?
音もなく閉まったドア
に気付かなかった僕は
今更思えば棘を
深く刺す後押しをしていた
土砂降った後のぬかるんだ地面
で靴を汚し続ける
いつまでも一人で歩く君
が誰にも頼らないのは何故?
真白な便せんに何か書き残したかったから
あなたの幸せ願ったけど
届いたのだろうか?
土砂降った後のぬかるんだ地面
が靴を汚し続ける
いつまでも一人で歩く君
は誰にでも頼れるのに何故?